キレイハナデッキを使っていたのですが、うまく使いこなせなかったので解体することにしました。
早くて火力も出せるのですが、苦手な相手が多く、一度躓くとリカバリーが難しかったです。
ただ、わるいヤドランを使ったギミック自体は面白く、キレイハナ以外にも使えると思っているので、今回はキレイハナwithわるいヤドランデッキの紹介をしつつ、わるいヤドランの布教をしたいと思います。
デッキレシピ
キレイハナは2進化で3エネ起動の技持ちなので、基本的には3ターン目から始動するのですが、タケキュウとエネエネを使うことで2ターン目から動けるようになります。
やりたいこと:2ターン目からフラワーダンスで90点を出す
構築に関しては特に語ることはないのですが、早さ重視の為タケキュウに進化ラインを絞り(枠も無い)、ドローソースも多めにしてあります。
回し方も特に語ることはなく、
1ターン目にタケシのロコン複数とビリリダマを並べ、
2ターン目にタケキュウ→キレイハナと並べてエネエネでダンスを撃てるようにします。
わるいヤドランギミックについて
ここから、わるいヤドランを採用した理由を話していきます。
1.このギミックの強み
わるいヤドランは夜廃と比較されることが多いのですが、わるいヤドランの強みは直接手札に加えるという早さにあります。
バトル場で倒されても、
わるいヤドランの特殊能力で
「タケキュウ+化け先+エネエネ」
を回収して手貼りすることで、
「1ターンで2進化3エネ始動のポケモンを戦線復帰」
させることができます。
また、今回は採用しませんでしたが、このギミックにはわるいヤドランに加えてヤドランも無理なく採用できる為、「へんなこうどう」を使って戦線維持をするような運用の仕方もできます。
どちらの進化先も「ポケモン回収」と相性が良いです。
2.このギミックの弱み
ここまで強みについての話をしてきましたが、弱みも多く、
・ばけるが解除される状態異常
・ばけるが解除される特殊能力封じ
・エネエネを剥がすエネルギー剥がし(タケシの保護で対策可)
・特殊能力軸に対しての対策カードである「まきベト」を使えないので、特殊能力軸デッキにはやりたい放題にやられる。
と少し考えただけでもこれだけ挙げられます。
キレイハナを使って早さに寄せた場合だと、これらの弱点に対して対策をする為のカードを入れるスペースがありませんでした。
3.相方選び
わるいヤドランギミックの相方選びについてですが、いくつか条件があると思っており、
・3エネもしくは4エネ起動の2進化(学習装置を使えば4エネ起動も可)
・特殊能力に頼らない
・エネエネを使う為、倒される前にサイド2枚は取れる
これらは必須だと思います。
また、わざわざわるいヤドランを使って回収する以上、「2枚目以降を手札に持っておけば良いカード」ではなく、「欲しい枚数をデッキに入れることができないカード」を相方に選びたいので、
・採用枚数が限られるポケモン(ひかるポケモン、殿堂ランクが重いポケモン等)
・複数並べることで火力が上がるポケモン
を使うことになるのかな?とも思っています。
(ひかるポケモンとわるいヤドランを組み合わせるならタケキュウはいらない)
まとめ
今回は、素早く複数並べるタイプのキレイハナを使ってみましたが、スペースが厳しく、小回りが利かないような仕上がりになってしまいました。
ただ、わるいヤドラン自体は面白い性能をしていると思うので、私以外の方の今後の研究に期待しています。