ワニマインが出てきて驚いた話(杉並殿堂2019)

3週間程前の旧裏オフに途中から参加してきました。

そのオフ会にはワニマイン(オーダイル+マルマイン)のデッキを使う方がおり、その日の勝率もかなり良かったそうです。

私も、別の方が借りたそのワニマインと1戦だけ対戦し、カメックス+ヌオーのデッキを使ってギリギリ勝つことができました。

ただ、ヌオー(neo3)には”うずしお”というエネ破壊をできる技があり、
「ヌオーのうずしおを使っていけば、対エネエネには有利なはず。そこまでキツい試合展開にはならないだろう。」
と思っていたので、勝てたとはいえワニマインのデッキパワーを見せられてかなり驚きました。

それと同時に、
「このタイミングでワニマインが出てくるのは面白いなー」
とも思ったので、色々書いていきます。


~そもそもオーダイルとは?~
「高耐久なうえに、構築を特化させれば高火力を毎ターン出すこともできる」というカードであり、非常に殴り合いに強い。
また、殴り合い拒否のカードが厳しい規制を受けてる杉並殿堂(旧関東殿堂)では殴り合い推奨の傾向があり、そういった面でオーダイルというカードは杉並殿堂環境と相性が良い。



~昨年の活躍~
昨年末に行われた大会では【オーダイル】の使用者が4人いましたが、
・カスミのいかりを使い、安定して3ターン目までに盤面完成を目指す型
・展開が出遅れても、揃うものが揃えば盤面が完成するカメックス混合型
・苦手な相手に対してのメタカードを入れた型
・ベイビィ多投でじっくり育てる型
とそれぞれ別れており、上位の結果を残したのは前2つの展開速度を重視した型でした。


また、【オーダイル】に勝つ為の手段として、
・タイプ弱点を突ける草タイプ
・始動の早くない所を狙った速攻型やランデス
の使用者も多く見られましたが、結果としてはオーダイル入りのデッキが1位と4位の上位に入っています。(参加者22人)


私はこの2点から、
オーダイルは、対オーダイルを意識した相手であっても、先に盤面を完成させてしまえば勝ちに持っていける」
と結論付けました。
(まぁ、試行回数は少ないし、運もあるでしょうが)



~杉並殿堂2019でのオーダイル予想~
2019年版の杉並殿堂では、こういった考えから【オーダイル】の規制を行ったのでしょうが、私は”カメックス”と”カスミのいかり”の両方を規制するとは思っていませんでした。
展開速度の”爆発力”と”安定性”の両方を失ったことになり、昨年に上位成績を残したデッキタイプはどちらも構築不可に近い形になってしまいました。

この規制と、【オーダイル】の
・コンセプト通りに動く為には、若干安定性に欠けるデッキである
・例え高耐久高火力でも、展開が遅れたせいで先に盤面完成や後続育成を終わらされてしまえば、そのまま押し切られてしまう
という特徴から、
オーダイルが再び上位成績を残すことは難しいだろう。」
と予想しました。


オーダイル弱点後の環境予想~
ここまでオーダイルの強みと新制限による影響の話をしてきました。
それらに基づいて考察をしたものが以下のランクになります。
(前の記事のコピペ)

オーダイル】弱体の影響
・炎デッキ、鋼デッキの増加
オーダイル意識のデッキの減少
・草タイプ失速

~取り急ぎのランク表~
一応ランク表は作りましたが、前回もワニカメを見落としてるぐらいなので、抜けはあると思います。
S
カメックス(+ヌオー)、R団サンダー、マグカルゴ(+バリヤード)
A
スライ、カメックスマグカルゴプクリン、わるマタ、オーダイルドンファンベトン、ハガネール
B
バリヤードフーディン、鋼ラッキー、グドラベトン、超リム
C
その他有名なやつ


カメックスは、
・大きな弱体は無し
・相方をヌオーにすることで、苦手なR団サンダー、鋼エネ要塞型も無理なく突破を狙える


R団サンダーは、
・苦手な「毎ターン高火力を出せる」オーダイルが減る
・タイプ有利を突けるカメックスが増える
予想で、相対強化と判断


カルゴは、
水タイプHP120ラインのオーダイルが減るのであれば、省エネ火力も高火力も出せるカルゴは広く見れると判断。
要塞型に強く出られる点も高評価。
ただ、水40打点が基本のカメックスはどうにもならない為、バリヤード(拡張シート)を併用。

B帯以下は、安定性に欠けていたり、上位帯に苦手な相手がいると思ったものを並べています。

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ここまでがワニマインを見る前の私の考えで、速度を出せるオーダイルが出てくることを一切考慮していません。


~ワニマインについて~

ワニマインの特徴として
・少ない枚数で、カメックス混合型と同じような初速を出すことができる
・エネルギーに関してだけなら、エネエネ+手貼りで後続の育成が終わる
・メインギミックに使うカードの採用できる枚数が、殿堂ランクの関係(オーダイル2枚マイン1枚で8点)で少なく、安定性に欠ける
・1回のオーダイル(+マイン)運用で、実質サイド2枚を取られてしまう
というようなものがあります。

この4点から、
「ワニマインは安定性の面で連勝することは難しいだろうが、昨年と同じような展開速度での運用ができるタイプのオーダイルデッキである」
と私は考えています。
また、超リムの規制によりランデスタイプのデッキが弱体を喰らっているというのも追い風です。


~ワニマインの与える影響~

先程のランク表の上位にいるカメックス、サンダー、マグカルゴは、速いオーダイルとの殴り合いが得意とは言えず、ヌオーを添えたカメックスなら微有利かな?といった印象です。
また、要塞型やフーディンを使った無限回復を狙う型も、速度が速いオーダイルの相手は厳しいと思います。

要するに、私の中でそこそこ自信のあった御自慢のランク表(笑)は全く意味を成さなくなったんですよね。

まぁ、「速いオーダイルはいなくなったから弱体化した!」と決めつけて作っていたランク表なので、当然といえば当然なのですが…


ともあれ、
「速度を出せるオーダイルを使う人がいるかも知れない」
という状況自体は非常に面白く、安定して勝てそうなデッキはワニマインのような高火力高耐久デッキの相手が厳しく、かといって
「ワニマインで連勝して優勝を目指せるのか?」
と聞かれれば、
「不安定なあのデッキでそれは難しいのではないか」
とも思っています。

という訳で、私は環境予想が全くできなくなりました(笑)

これからどんな環境になっていくのか、どんなデッキが出てくるのか、来月の大会が楽しみです。